前回、脂漏性皮膚炎と膠原病の人は肌からもビタミンを入れようで、肌からビタミンを取り入れることは、脂漏性皮膚炎の予防や改善につながることを書きました。
今回は、頭皮にできる脂漏性皮膚炎でも、シャンプーやリンス・コンディショナー、トリートメントで改善されるのか、実際に検証したレポートをお届けします。
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鉄板はコラージュフルフルネクストシリーズ
頭皮にできる脂漏性皮膚炎に効果があるのはミコナゾール硝酸塩を配合したコラージュフルフルネクストシリーズです。
このシリーズは私の担当皮膚科医推奨の商品。
私はシェーグレン症候群があるので、うるおいなめらかタイプを使っていますが、シャンプーとリンス両方をコラージュフルフルにしてしまうと、髪が柔らかくなりすぎて絡まってしまいます。
なので、リンス・コンディショナーは、別の商品を利用します。
また、髪にオイルをつけていると、コラージュフルフルのシャンプーだけでは、しっかり落ちないので先に別のシャンプーでオイルを落としてから、コラージュフルフルのシャンプーを使っています。
このようにダブルシャンプーをするので、他のシャンプーに比べてお金がかかる!
そのため、脂漏性皮膚炎がひどくない時期は、市販のシャンプーに混ぜて使うニゾラール(ケトコナゾール)を処方してもらって、自家製コラージュフルフルシャンプーを使います。
ただし、自家製なので均一にニゾラールが混ざらないので品質はコラージュフルフルより落ちます。
そのため、脂漏性皮膚炎が悪化しやすい冬場はコラージュフルフルのシャンプーに切り替えました。
コラージュフルフルは、シャンプーとリンス両方使うのが良いですが、なかなか髪質に合わない。
私はコラージュフルフルのシャンプーが髪質に合ったので、シャンプーのみの利用です。でも、リンスが髪質に合う人は、リンスのみ使うという方法もあるかも知れません。
自分の髪質に合わせて使うといいですよ。
ビタミン配合シャンプー・コンディショナー3種類試してみた
2024年に入ってから、なかなか頭皮が白い状態をキープできず、頭皮は常に日焼けしたような赤茶色。
2024年の10月下旬からは、頭皮の脂漏性皮膚炎がひどくなり、枕に頭をつけることもできない状態に・・・・・・。
その時は自家製コラージュフルフルシャンプーだったので、すぐにコラージュフルフルネクストシャンプーに切り替えましたが、なかなか良くならず。
しかも、ひどくなった時用の抗生剤を服用してもなかなか改善できず・・・・・・。
そこで、肌からビタミンを入れたら予防・改善できたので頭皮でも同じ現象になるのではないか、とビタミンが配合されているシャンプー・コンディショナーセットをネットで取り寄せて使い始めました。
unlabel アンレーベルラボ V リペア シャンプー・トリートメント
以前、アンレーベルのKRコントロールヘアオイルを使っていたので、アンレーベルラボにビタミン配合のシャンプーがあったのを覚えていたので、シャンプーとトリートメントを購入。
私が購入したダメージタイプは、超高圧浸透型リペアビタミンC誘導体のほか、セラミドなどが配合されています。
シャンプーは透明のテクスチャーに、ほんのりカシスの香り。
私の髪はかなり柔らかくて細くいのですが、シャンプーは洗っているうちに絡まってしまうのが面倒でした。
トリートメントは白くて硬めのテクスチャーです。
ただ、ボトル内のチューブが短めなので残りが、ボトルの1/3ぐらいになるとキャップを開けて逆さにしないと出てこない。
そのうえ、一番底まで減ると振っても、水を入れても出て来ません。
最後まで使い切れない。
そして、私の自治体では中身が残っているとプラスチックではなく、燃やすゴミとして捨てないといけません。
ボトルの改良をお願いします。
このように、アンレーベルラボを1セット使用した結果、コラージュフルフルと一緒に使った結果、頭皮が白くなりました。
これでやっぱり私はビタミンが不足していたと確信しました。
Vitaming バイタミング モイスト・シャンプートリートメント
ビタミン配合シャンプー・トリートメントはアンレーベルラボの他にもいくつかありました。
その中でも7種類のビタミン配合で天然由来の洗浄成分と保湿成分という商品説明が気になって購入。
しかも、アンレーベルラボより少し安かったことも決め手になりました。
テクスチャーは透明(シャンプー)の液体で、生花のような香り。
仕上がりはしっとり重ためです。
これは6種類の植物由来オイルが配合されているため。
お風呂上がりに髪が広がりにくくなります。
ただ、そこまで乾燥がひどくない人には、重すぎるかも知れません。
トリートメントは白く硬めなテクスチャー。
匂いはシャンプーと同じです。
仕上がりはしっとりしますが、やはり重ため。
私のような超乾燥髪の人は、シャンプーやトリートメント単体で使うより髪が広がりにくくなります。
ですが、そこまで乾燥していない人だと重すぎるので、シャンプーかトリートメント、どちらかを単体で使うのがオススメ。
なお、バイタミングは詰め替え用しか使っていないのでボトルの使い勝手はわかりません。
アンレーベルラボより200円ぐらい安いので、効果が同じくらいならバイタミングを使い続けるのもアリかな~。
Augua オージュア・タイムサージ
美容室で使用されているミルボンのAugua。
Auguaシリーズには数多くの種類がある中、ビタミンB6を配合しているのがタイムサージ。
ビタミンB6は脂漏性皮膚炎の治療で処方されるもの。
値段が高いので今回試したのは美容室でもらった試供品。
スタイリストさんいわく、多くのシャンプーやトリートメントはほとんどが水。
でも、Auguaはほとんどが美容成分なので少量でも効果あり、とのこと。
なので、試供品も3~4回に分けて使いました。
シャンプーは透明で美容液のようにさらさらしたテクスチャー。
花水木のさわやかな香りが広がって使っていてとても気持ちが良いです。
トリートメントは乳液のように白くとろっとしたテクスチャー。
伸びが良く少量で髪全体に広がります。
使用後は、しっとりツルツル、サラサラな髪に!!
配合されているビタミンB6のことを考えると、Auguaはかなり惹かれます。
特にトリートメント。
少量ずつ使っていけばコスパは良いのか?
使うなら、美容室で25%引きの時に購入するのが良さそう。
脂漏性皮膚炎にビタミン配合ヘアケアは効果があるのか
結論から言うと、効果あり。
ただし、脂漏性皮膚炎ができなくなるわけではありません。
どのシャンプー、トリートメントを使っていてもポツポツと脂漏性皮膚炎はできました。
寒さが厳しくなるとなおさらです。
ですが、痛みがないものや痛みがあっても塗り薬で済みました。
この検証を開始してから3ヶ月(12月~2月)は、一度も抗生物質を飲まずに済みました。
ただし、ビタミン配合シャンプーやトリートメントだけで改善されるわけではありません。
シャンプーまたはリンスのどちらかでコラージュフルフルは必須。
さらに、皮膚科医による診察と処方薬厳守のうえでの効果です。
この検証はシェーグレン症候群と線維筋痛症という持病を持った私の結果。
効果には個人差があります。
ご了承ください。
なお、ビタミンの効果が頭皮に染み込むように頭皮を揉み込んでシャンプーやトリートメントを使った結果、乾燥うねりが解消。元々の直毛が戻ってきました。
こちらも結果には個人差があります。