創作ライトノベルを紹介します

日々のこと

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病気になってから自分で創作した小説をカクヨムと作家生活オンラインで公開しています。
ここでは、各小説のコンセプトとテーマ、執筆裏話を紹介します。気になった作品があったら、リンクをクリックして読んでください。

黄金龍と妖魔王-夢幻迷宮編-

コンセプト:女性主人公の冒険と成長
テーマ:<本当の自分><何のために生きているのか?>
同一主人公でシリーズものを書きたいと思い、書き始めた作品です。
本来ヒロインはもっと活発なイメージだったのですが、いろんな設定を加えたら少し大人しくなってしまいました。
まだまだ続くので詳しくは書けませんが、冒険が続くにつれて周囲やヒロインも変化していきます。
テーマは<本当の自分><何のために生きているのか?>です。
このテーマは10代の頃に私自身が問い続けていました。
その中で『ソフィーの世界』や心理学入門、当時流行していたライトノベルなどを読み漁っていました。
年齢を重ねて自然体でいられるようになりましたが、誰もが1度は問いかける問題なのかも知れません。
話を作品に戻しますと、この2つを問い続けながらヒロインが成長していきます。
ぜひ、見守ってください。

※追伸:2023年10月15日に第2章が公開されました。下記から読めます。

カクヨム:https://kakuyomu.jp/works/16817330665272756111

アルファポリス:https://www.alphapolis.co.jp/novel/749026249/742812202

作家生活オンライン:tantan27.kaitayo.com/mbrcontents/no

龍ヶ池~平安綺譚~

コンセプト:大人の|御伽草子《おとぎぞうし》
テーマ:自分の居場所とは
国文学の伝統校出身者として平安時代物を書きたいと思ったものの、すっかり古典用語を忘れていたという哀しい思い出がある作品です。
慌てて未読だった瀬戸内寂聴氏『源氏物語』をツッコミを入れながら読み、記憶を探りながら執筆に入りました。
平安時代という背景に合わせて文体を変えているのが特徴です。
また、ヒロインにモデルがいます。
時代背景は異なりますが『アニメ犬夜叉』の桔梗様です。
残念ながら高橋留美子先生のように、魅力的な人物には描けませんでしたが・・・・・・。
女房の2人は某大物女優さんをモデルに書いています。
さて、この作品のテーマは<自分の居場所>です。
居場所のない者たちがどのように心地良い居場所を作り出したのか、読んでみてくださいね。

天真爛漫な女騎士と人嫌い公爵-エランヴェール国物語Ⅱ-

コンセプト:自分が元気だったらこんなふうになりたい
テーマ:自分では変えられない逆境を跳ね返す

次ぎに紹介する『居場所のないアゲハは~』の続編として執筆した作品です。
この作品は『居場所のないアゲハは~』を執筆している最中から、あらすじがスラスラ書けたこともあり、執筆中は1番楽しかった作品です。
ヒロインには私が病気ではなかったらこんなふうに動き回りたい、という願望を込めたので、お転婆で猪突猛進です。
ただ元気一杯では終わらないのが、私の作品です。
ヒロインには忌み子、ヒーローには戦争犯罪被害者の子という重い設定にしました。
本人達の努力ではどうにもならない逆境をどのように跳ね返していくのか、ぜひ読んでください。

居場所のないアゲハは元軍神と安寧を紡ぐ-エランヴェール国物語Ⅰ-

コンセプト:闘病記×ファンタジー
テーマ:戦争からの復興、日本文化、運命の恋

<闘病記×ファンタジー>を書きたい。でも<戦争の悲惨さ>についても書きたい。
だったら、両方書こうと思って執筆を始めました。
ちなみに、作品を執筆している時はロシアのウクライナ侵攻が始まっていません。
なぜ、私が戦争を描こうと思ったのかというと、3.11東日本大震災以降、3月になると東京大空襲よりも東日本大震災について振り返ることが多くなり、広島や長崎、沖縄以外の地域で戦争に触れる機会が少なくなったことに危機感を抱いていたからです。
もちろん3.11東日本大震災のことを風化させてはいけません。
ですが戦争は人が起こす犯罪です。
私の祖母は東京大空襲の最中、私の父や父の兄妹を連れて逃げ回った時のことをよく話していました。
それは、戦争をしても何も得ることはない。悲惨なだけだということを伝えたかったからだと思います。
しかし、戦争を経験していない私が戦争を描くには技量も知識も、想像力も足りなかったので、戦争からの復興を描くことにしました。
その中で<日本文化>についても書きたくなったうえに、真面目なヒロインと真面目なヒーローで物語が硬くなってしまったので、<運命の恋>まで投入。ちょっとテーマが渋滞気味の作品です。

天才彼氏はW難病彼女を逃がさない

コンセプト:闘病記×TLライトノベル
テーマ:シェーグレン症候群と線維筋痛症を知って欲しい
    &自分の不調を疑って欲しい

私の処女作です。
そもそも、ライトノベルを書こうと思ったのは私が罹患しているシェーグレン症候群と線維筋痛症が世の中に知られておらず、周囲からの理解が得られにくいことからでした。
線維筋痛症にいたっては、医療関係者でも知らない人がいるため、原因不明や詐病、怠け者扱いされてしまいます。
そこで、少しでも多くの人に知ってもらいたいと執筆を決意。
しかし、闘病記になると病気の特性から「痛い」「辛い」「苦しい」など負のオーラ全開で、書いている方も読んでいる方もしんどくなってしまいます。
また、シェーグレン症候群と線維筋痛症の患者は女性が多いので、「原因不明の不調で悩んでいる人に、これらの病気を疑って欲しい」という願いを届きやすくするには、闘病記よりもTLライトノベルが良いのではないかという結論に至りました。
『闘病体験談×TLライトノベル』という新しいスタイルの闘病記で皆様に、シェーグレン症候群と線維筋痛症について知っていただきたいと思います。
以前はR指定が付いていましたが、全年齢が読めるように改訂をして公開しています。
作家生活オンライン:http://tantan27.kaitayo.com/mbrcontents/novel/detail?t_novel_id=1012

最後に

どの作品にも共通しているのはヒロインが恋愛下手であることと、ハッピーエンドである点です。
現実では辛いことや見たくないことを目にすることも多々あります。
私の作品を読んでいる時間だけは、幸せな時間を過ごしていただけるよう心がけて執筆しています。
2冊に1回はジャイアントパンダの名前が出て来るので探してみてください。

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