雨でも楽しめる那須塩原旅行

日々のこと

那須塩原旅行に行って来ました。
きっかけは、両親が孫(甥っ子)を不憫に思ってのこと。
昨年まで甥っ子は、両親と私とディズニーリゾートへ行き、家族で旅行に行くのが夏休みの過ごし方でした。
しかし、毎年暑くなるので「ディズニーリゾートは夏休みには行きたくない」と言い、旅行は友人家族と旅行に行く予定でした。
しかし、台風の影響でキャンセルになってしまったので、両親が旅行に連れて行くことになりました。
急遽、ホテルが取れた那須へ行くことに。
ところが、また台風(サンサン)が日本へ上陸。
直撃はしなかったものの雨に降られてしまい、当初行く予定だった場所ではなく、事前に計画していた雨の日コースに行くことになりました。

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建物自体も素晴らしい 那須ステンドグラス美術館

始めに訪れたのは那須ステンドグラス美術館です。
甥っ子も小学4年生になり、美術館に行っても楽しめるのではと連れて行きました。
ステンドグラスには興味は持ちませんでしたが、音楽が好きなので200年前のオルゴールやパイプオルガンの演奏に興味津々でした。
那須ステンドグラス美術館は、イギリスのマナーハウスをモデルに建築資材をイギリスから輸入して建てられています。
また、内装も西洋の協会やダイニングや応接間のようになっていたので、小説創作の参考になりました。

部屋の一室のような雰囲気
協会
外観の一部

本で読んだことのある物を見学できた 天皇の間記念公園

ホテルに向かう途中で寄ったのが天皇の間記念公園。
元々は天皇家の方々が避暑地として利用していた塩原御用邸。
建物を壊す際に地元民の声を受け、現在の場所に移築されました。
元々は広いお屋敷でしたが、移築されたのは大正天皇がお使いになったお部屋のみです。
行く前は外から見るだけだと思っていましたが、実際に行ってみると建物内に入って見学することが可能。
近代の文学作品に出て来る物を間近で見ることができて勉強になりました。
ただ、小学生の甥っ子にはつまらなかったようです。
ここから、ホテルへ向かおうと駐車場へ着いた途端、ものすごい雨に降られました。
すぐに止んだので良かったです。

実際に使用されていた物
屋根には菊の紋
天皇の間記念公園の詳細はこちら

宿泊したのは 塩原温泉 ホテルニューもみぢ【伊東園ホテルズ】

もともと旅行の予定はなかったので、いつも利用している伊東園ホテルズのホテルニューもみぢにしました。
じゃらんで子供無料プランがあったのでラッキーでした。
写真で見るよりも建物や部屋全体が新しく綺麗。
照明もおしゃれなものが使われていて、他の伊東園ホテルだとソファーが破れていたりするのですが、一切そういったことはありません。
さらに、浴衣だけではなく作務衣も用意されていたので、今回は作務衣を着用しました。
動きやすいし、冷え防止にもなるので良かったです。
また、大浴場前にはスーパー銭湯にあるような休憩所があって、部屋に鍵が1つしかなくても待ち合わせができるし、何度も温泉に入りたい人にも利便性が高くていいなと思いました。

伊東園ホテルズは食事がバイキングなのですが(プランによって異なる)、ニューもみぢはハーフバイキングでした。
写真では刺し身メインだったので、刺し身が食べられない甥っ子の分が不安だったのですが、子供には子供用の食事が用意されていました。
ハーフバイキングの分、バイキングコーナー種類は少なくなっていますが、甥っ子も両親も不満はありませんでした。
個人的にはハーフバイキングで出た、コーンポタージュの茶碗蒸しが美味しかったです。
なお、ニューもみぢのお風呂についてはこちらをお読みくださいね。

ロビーの様子

知らない人でも夢中になれる 那須藤城清治美術館

母の勧めもあって那須藤城清治美術館へ。
藤城清治美術館は建物以外は写真撮影禁止です。
しかも、雨だったので残念ながら建物の撮影もできす・・・・・・。
藤城清治美術館は入り口から、小さな森を通って行きます。
小さな森の中には、藤城先生が手がけたステンドグラスを飾った協会や、小川が流れていて雰囲気も良いです。
そして、藤城清治美術館内へ。
館内には影絵の他に藤城先生が描かれた絵やキャラクター、車などがあります。
もちろん多数の影絵が展示されています。
展示品の中には、物語に合わせた絵本のような影絵や、美智子上皇后へ献上された影絵と同じ作品(ただし採寸が異なる)、黒柳徹子さんやMISIAさんの影絵もありました。
また、ところどころいろいろな仕掛けもあるので、さまざまな角度から美術館全体を見てくださいね。

美術館の後半には、東日本大震災で被災した場所をスケッチしたものを元に作成された影絵や、原爆ドーム、清水寺などの世界遺産などの大作がありました。
特に、東日本大震災の作品は、どんなTV映像よりも胸に迫るものがありました。
ぜひ、1度実際に見ていただきたいです。
また、藤城先生独自のファンタジーな世界も素敵でした。
特にくまモンはかわいかったです。

入り口のオブジェ

テディベアより那須トトロが多い? 那須テディベアミュージアム

那須テディベアミュージアムでジブリ映画の『となりのトトロ』展をやっているとのことだったので、帰る前に寄りました。
入り口からネコバスやトトロがお出迎え。
テディベアというよりジブリのミュージアムなのではないか、と思うぐらいでした。
1階にはテディベアがたくさん飾ってありました。
日本の作家によるテディベアもたくさんあり、中には200万ぐらいするテディベアも!
2階はすべて『となりのトトロ』の展示でした。
映画の名場面をぬいぐるみで再現させていてかわいい。
大きなトトロが空を飛んでいるし、ネコバスに乗ることもできます。
最終的に『となりのトトロ』の記憶が多くなってしまい、なんのミュージアムだったのか?
という疑問が残りました。
でも、甥っ子はとても楽しんでいました。

1階のテディベア
トトロ達があお出迎え
まっくろくろすけとトトロ

食事は「フィンランドの森 那須ブラウンチーズ牧場ダイニング」

最後に2日のお昼に立ち寄ったのが、「フィンランドの森 那須ブラウンチーズ牧場ダイニング」です。
那須高原には牧場がたくさんあるのですが、牧場らしいもの(乳製品、ソーセージなど)を食べていなかったので、この店名に惹かれて選びました。
中はカントリー風の内装でこぢんまりとしています。
ちょうど空いていたのですぐに入れてラッキーでした。
ネットで調べた時、1人あたり1,000円~2,000円の予算で食べられるとのことでしたが、自慢のハンバーグは3,000円前後でちょっとビックリ。
甥っ子はハンバーグよりステーキ派なので、すぐにステーキを選びました。
ステーキには国産とオーストラリア産があるのですが、孫に甘い両親の総意で国産に。
前日の昼が那須SAのフードコートだったこともあり、全員で国産ステーキセットを食べることになりました。
ちなみに値段は1,980円。
食べる前は「高いな」と思いましたが、食べてみたらお肉は柔らかいしバターは濃厚、なのに脂っこくない。
「美味しい!!」しか言葉が出てこない。
それに十分なお肉の量があるうえ、ご飯と味噌汁がついて来るので、ファミリーレストランでステーキセットを食べるより安いかも。
近くに行ったらぜひ食べてみてくださいね。



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