エントリーしたのに会社説明会の案内が来ないのはなぜ?

元人事のひとりごと

選考会は会社説明会から始まっていると言われていますが、実はエントリー時から始まっています。
就活サイトからエントリーして、「後日、会社説明会の案内をお送りします」と返事が来たのに、メールが届かない。
エントリーしたのに、自動返信メッセージが送られて来て以来、音沙汰がない。
なぜ、このようなことが起きるのか。
元採用担当が裏事情を明かします。

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エントリー内容を採用担当が仕分け

エントリーしたのに自動返信メッセージしか返って来ない、会社説明会の案内が来ないのは採用担当が仕分けをしているからです。
仕分けは選考とは違います。
基本的には3種類に仕分けをしています。

そもそも応募条件に満たない

求人内容にはエントリー資格を記載しています。
しかし、ダメもとでエントリーして来る人がいます。
例えば、修士以上なのに学部卒であったり、理系なのに文系といったケースです。
中途採用であれば多少、応募条件に満たなくても、職務経験を見て検討をします。
しかし、新卒の場合はここで除外します。
ただし、追加募集時にDMを送る可能性があるので、不合格と連絡をせずにプールしておきます。

対象校ではない

企業によっては対象校を設定しています。
しかし、「旧帝大、関関同立、早慶上智の学生対象」と記載はしません。
ただし、過去の採用実績校を見れば、ある程度想像がつくと思います。
第1志望の企業ならば、採用実績校に名前があるか探してみましょう。

年齢・国籍・性別など就職規定に触れるような内容で除外

就職活動では年齢や性別、国籍などで差別をしてはいけません。
しかし、企業の方針や業務内容によっては、エントリー時に仕分けをしている企業があります。
これは求人票を見ただけでは分かりません。

エントリー内容で仕分け

エントリー時にいくつか質問条項があった場合は、その内容で説明会に呼ぶ順番をつけている場合があります。
その前半で合格者が出なかった、または追加募集がかかった時に呼びたいので、不合格の連絡をせずにプールしておきます。

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いろんな会社説明会に参加しよう

やりたいことが決まっている人、やりたいことが決まっていない人、どちらの人も業種・職種問わず、会社説明会に参加してみましょう。
参加してみると、イメージと違う、この仕事が自分に合っていそう、と新たな発見があるかも知れません。
新卒の就職活動では、企業が力を入れて会社説明会を企画をし、社内見学や現役社員からの説明があります。
一方で中途採用になると会社説明会をやっている企業は、ほとんどありません。
企業の説明をやっているといっても、会社案内の内容をなぞるだけです。
社内見学や現役社員の話を聞く機会はありません。
新卒だからこそのチャンスを活かしてください。

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