シェーグレン症候群で肌バリアが低下しているうえ、もともと皮膚が薄い私は幼い頃から肌トラブルに悩まされてきました。
接触性湿疹とは一種のかぶれです。
かぶれというと漆(うるし)が有名です。
接触性湿疹の予防法は、かぶれる原因を避けることですが、避けられないものもあります。
今回は、私の接触性湿疹対応方法を紹介します。
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◆避けられない接触性湿疹の原因物質
ここで、私の接触性湿疹を起こす原因を紹介します。
- 金属+汗
- 湿布や医療用テープ
- メントール
- 化学繊維(特にポリエステル)
- 生地との摩擦(服の縫い目、立て膝、立て肘、裾や袖口のこすれ)
- 自分の汗
ご覧の通り、日常生活で避けることが難しいものばかりです。
特に、線維筋痛症やシェーグレン症候群という関節や筋肉が痛む病気で、貼り薬やメントール配合のスプレーや塗り薬が使えないのは医者泣かせもの。
さらに、汗をかかないことは生きている以上、難しいです。
◆接触性湿疹はかくと酷くなる!!
接触性湿疹はとてもかゆいですが、かくと酷くなります。
私の経験では接触性湿疹は、下記のようにひどくなります。
1)湿疹はないけれど赤みがあり、チクチクしてかゆい
2)赤い湿疹ができて、かくと周囲も赤くなって湿疹が大きくなったような気がする
3)湿疹が増えてボコボコしだし、ひどいかゆみが起きる
4)かゆみが治まると、湿疹の赤みが少し治まる
治療をしないと3)と4)を繰り返して、かゆくて眠れなくなります。
2)の症状が出たら皮膚科を受診しましょう。
3)になるとステロイド剤を塗らないと治らなくなります。
皮膚科を受診した際には、かぶれの原因や予防法を一緒に聞くのを忘れないでくださいね。
◆私の接触性湿疹、自己流対処法
最後に、皮膚科医のアドバイスや自分の経験から編み出した方法を紹介します。
症状や肌質により、この方法が合う合わないがあるので、あくまでも参考にしてくださいね。
◇服は肌に優しいモノにこだわる
私は、おしゃれをすることより肌に優しい服にこだわり続けています。
綿100%の肌に優しい服が手に入る店やサイトを開拓しましょうパンツ(ズボン)は縫い目でかぶれるので、下にリラコやステテコを裏返してはく工夫をしていますよ。
◇汗をこまめに拭く
汗をかいたら、そのままにしてはいけません。
汗をかいたらハンカチやタオル、汗拭きシートで拭きましょう。
頭がかゆくなる人は、汗拭きシートで頭まで拭くといいです。
汗を拭く時の注意点は、
吸水性の高いタオルを使用して押さえるように拭くことです。
また、全身汗をかいた時は汗拭きシートで全身を拭いて必ず着替えましょう。
シャワーを浴びるとより良いです。
こうすることで、汗かぶれだけではなく脂漏性湿疹(しろうせいしっしん)を防ぐことができます。
※痛くてかゆい脂漏性皮膚炎参照
◇原因物質を避ける
避けられる原因物質は、避けましょう。
私は、立て膝や立て肘はしないようにしています。
また、金属+汗でかぶれないように、アクセサリーや腕時計(文字盤の裏が金属なので)は、身につけないようにしています。
さらに、体を洗うときには摩擦がよくないので、ボディーソープを泡立てて手で洗います。
◆接触性湿疹か判断できない時はどうする?
私でも、かゆくて赤みのある湿疹ができた時に接触性湿疹か判断できない時があります。
かゆいし、赤みがあるけれど虫刺されかも?
それとも接触性湿疹?
どっちかわからないけれど、かゆいのをなんとかしたい。
このような時、すぐに皮膚科に行くことができればいいのですが、現実的に考えるとそうもいきません。
そんな時は、市販薬で対処します。
市販のかゆみ止めには、かぶれと虫刺されの両方に対処できるものがあります。
薬を塗って様子をみてください。
かぶれと、虫刺されかの両方に対処できる薬を探そう